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2010年02月04日

貧者の晩餐会



出版社:ハヤカワ・ミステリ文庫
著者:イアン・ランキン
価格: ¥ 987

ミステリの魅力と楽しみを伝える画期的短編集

ハヤカワ文庫の『現代短編の名手たち』というこのシリーズは
かけねなしの傑作ぞろいで、ハズレがないラインナップです。


~おまえの企みは、わかっているんだぞ……
女性パーソナリティと聴取者が直接語りあう人気ラジオ番組にかかってきた、
激怒した男の脅迫めいた電話。
犯人の声だけを手がかりに、文字通り姿の見えない相手をリーバス警部が追う
「聴取者参加番組」。

英国推理作家協会賞の最優秀短篇賞に輝いた
美術ミステリの「動いているハーバート」。

テンポがよくて、楽しく読めるうえ
イギリスネタ満載で
ミステリになじみのない方にもおすすめです。

ローリング・ストーンズの軌跡を小説化した「グリマー」
なんて作品があるところをみると、かなりのロックファンなのでしょう。

ご本人、なかなか、ロックっぽい風貌です。

http://www.ianrankin.net/

原題の「ベガーズ・バンケット」は、もちろん、ストーンズのアルバムタイトルですね。

N.N.  


Posted by だてBLOGスタッフ at 18:43Comments(0)ミステリー

2009年07月18日

重力ピエロ


出版社:新潮社
著者:伊坂幸太郎
税込価格:660円


常識を超えた強い愛に心で泣く、
感動のミステリー


兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。



どこかで結果が分かっていても、答えが見えてきても、
最後までドキドキしながら読みたい一冊です。

家族愛というのがメインで伝えられているのですが、
それよりももっと深い人間関係が描かれているような気がします。

人と人とのつながりは、自らがつくるものであり、
血がつながっているとかつながっていないとか、
そんなことはひとつのきっかけにしか過ぎない、
そう、感じる一冊でした。


ぜひ、映画とともに…

http://jyuryoku-p.com/main.html


TyokokaoT  

Posted by だてBLOGスタッフ at 15:43Comments(0)ミステリー

2008年08月12日

親指さがし  山田悠介



『親指さがし』 幻冬舎文庫/520円 山田悠介

「屋上で小学生がある儀式を行う。さて、異世界に迷い込んだ子供達は
無事〇〇を探し出し、抜け出すことができるでしょうか?」


山田悠介。。ご存知ですか?

数年前に突然「リアル鬼ごっこ」で新星の如く現れた、

ホラー会のスターです。

ホラー王子?とでもいう感じでしょうか。

「リアル鬼ごっこ」がすごいインパクトのあるものだったので、

自作以降はどんなものがでるかと期待みんなしますよね。

でもなかなかいいものをやはり出してくるんですよ。

今回の「親指さがし」も迫りくる恐怖とじわじわ迫る恐怖の融合で、読者をのめりこませます。

山田悠介。。。みなさん注目です。

Y・Sface18
  

Posted by だてBLOGスタッフ at 08:38Comments(0)ミステリー

2008年02月11日

現代アメリカの陰謀論 黙示録・秘密結社・ユダヤ人・異星人


「邪悪な秘密の権力」の強大さに強迫的な関心を抱き、その真の正体追跡に邁進する“陰謀”論者たちの、眩暈を起こしそうな多種多様の言説を丁寧に拾い上げながら、それを育む現代の宗教・政治・文化の危険な体質を鮮やかに照射する。
考えさせられる1冊です。  

Posted by だてBLOGスタッフ at 09:00Comments(0)ミステリー

2008年01月01日

憑神/浅田次郎



時は幕末、処は江戸。貧乏御家人の別所彦四郎は、文武に秀でながら出世の道をしくじり、夜鳴き蕎麦一杯の小遣いもままならない。ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしてみると、霊験あらたかにも神様があらわれた。だが、この神様は、神は神でも、なんと貧乏神だった!とことん運に見放されながらも懸命に生きる男の姿は、抱腹絶倒にして、やがては感涙必至。傑作時代長篇。
※BOOKデータベースより引用

貧乏神から始まり…次はいったいどんな神が??!!
一難去ってまた一難とはまさにこのこと。

自分がもし、悪い神にとりつかれたらどうするか、
自分が犠牲になるか??!!それとも??!!
いろいろ考えましたが、答えは見つからず…

映画はまだ見てないのですが、せっかくなので見てみようと思います!
  


Posted by だてBLOGスタッフ at 10:08Comments(0)ミステリー

2007年10月24日

松本清張 黒革の手帖



米倉涼子主演でドラマ化もされましたね。

原作の方が、ぐっと物語に引き込まれてしまいました。
描写がとってもリアルだからでしょうか。

ストーリーは、銀行勤めの平凡なOLが、1億2千万円を横領し、
銀座にクラブを持つことから始まります。

男の人の弱みにつけこんだり、女を使ってのし上がっていく姿は
爽快ではありますが、ちょっと怖い。。。。

ラストも、やっぱり怖いムンク


  

Posted by だてBLOGスタッフ at 20:29Comments(0)ミステリー

2007年08月11日

ドアD/山田悠介



若い世代から絶大な支持を得ている山田悠介著のサスペンスホラー。

「そのドアの向こうには、一体何があるというのか・・・。」
大学の仲良しテニスサークルのメンバーが拉致され、密室に閉じ込められた。
脱出する方法はただひとつ。それは友を殺すこと・・・。

衝撃の内容!!
なんか、バトルロワイヤルを思い出させるようなどくろ
あまり読む気はなかったのですが、ちょっと読んでみたら意外に面白く、
止まらず寝る間を惜しんで一気に読んでしまいました。

生きるか死ぬかの瀬戸際で、剥き出しになる人間の本性が怖いface07
ラスト、やっと終わったかと思ったら、あの終わり方は怖い。
後味が悪い!さすがホラー!

真夏の夜におススメの本です。  

Posted by だてBLOGスタッフ at 23:00Comments(0)ミステリー

2007年06月18日

慟哭/貫井徳朗



友達に薦められて読んだ本です。
貫井徳朗さんの代表的な作品で、普段あまり本を読まない私ですが、この本は一気に一日で読みました!!
硬質で上質な文句なしに最高のミステリーとも言われているこの作品。
連続する幼女失踪事件。事件を担当する捜査1課長と、心に空いた穴を埋めるべく新興宗教にのめりこんでいく男。2つの物語を軸に話が展開。
主人公が痛々しくてとても切なかった。
「えぇぇぇ!!!!」っと驚くラストは、あなたをきっと満足させるにちがいないと思います!
是非このミステリーを読んで感じて下さい。
プリズムもおススメです。  

Posted by だてBLOGスタッフ at 23:55Comments(0)ミステリー

2007年06月08日

ダ・ヴィンチ・コード上下巻/ダン・ブラウン

言わずと知れた、第ヒット作!!
ダン・ブラウンのダ・ヴィンチ・コードicon01

ルーヴル美術館館長ジャック・ソニエールが殺害された!ソニエールが死の直前に残したメッセージには数々の暗号が隠されていた。その謎をめぐる物語。
「モナリザ」で知られるダ・ヴィンチの作品に秘められた象徴など、キリスト教の根底を揺るがす作品ですどくろ

話題になり、映画にもなりましたが、率直に言って映画は面白くありませんface09やはり原作!!
映画を見てつまんないと感じたあなたっicon23
是非読んでみてください!
のめりこむこと間違いなし親指の作品です!  

Posted by だてBLOGスタッフ at 08:30Comments(2)ミステリー

2007年06月04日

さくらももこのあのころ



ちびまるこの作者で有名なさくらももこの子供時代を
振り返った本です。昔からちびまるこちゃんが好きで
よく見ているけど本当に幼少時代のさくらももこって
楽しく生きているんだなあと改めて思った。
「もものかんづめ」で学生時代に爆笑したのが懐かしいface12
彼女の作品は自分が送ってきた人生にも共通するような出来事が書かれている
のもあって、読んでいて親近感が湧く感じがする。  

Posted by だてBLOGスタッフ at 08:07Comments(0)ミステリー

2007年03月11日

ズッコケ3人組

久々にズッコケ3人組こちらズッコケ探偵事務所を読みました。
小学生の時、よく図書館で読んだのが実に懐かしい!!!拍手はちべえ、モーちゃん、はかせの3人組が
さまざまな事件を解決していく名作です。
今も本屋さんに売っているから懐かしさのあまり手にとって見てはいかが?
小学生の時はよく途中で挫折してしまったけど、今なら2日ぐらいで読めるよ。
ぜひよんでみて  

Posted by だてBLOGスタッフ at 22:34Comments(3)ミステリー

2006年11月07日

『ナイルに死す』他アガサ作品

アガサ・クリスティ(Agatha Christie、1890年9月15日 - 1976年1月12日)は、 イギリスの推理作家。数多くのミステリ作品を世に送り出し、 「ミステリの女王」と呼ばれる。 極度の人見知りで取材嫌いは有名。
日本でも早くから紹介され、ほぼ全ての作品が翻訳出版されている。 代表作に『アクロイド殺し』『ABC殺人事件』『そして誰もいなくなった』等。
膨大な作品を執筆し、エルキュール・ポアロミス・マープルなど多くの名探偵を産み出した。
彼女の作品は100語以上の言語に翻訳され、世界中で10億部、聖書とシェークスピアの次に よく読まれている。クリスティはギネスブックで「史上最高のベストセラー作家」に認定されている。
アガサの作品は第1次世界大戦が終わり、平和な時代がおとずれた1920年代を舞台にした作品が多く、私も芸術・インテリア・音楽・ファッションなど大変興味を持ってる時代でもある(ココ・シャネルなどが活躍した時代)。1929年の世界大恐慌が始まるまでは20世紀の青春時代ともいわれる時代で、豊かな資本を背景に欧米のブルジョア達は蒸気機関車・大型蒸気船・飛行機など旅行手段の多様化から、こぞって世界を旅行し未知の世界の冒険に繰り出した時代でもあった。
そんな時代を反映してか、アガサの作品は様々な国を舞台にしたものが多い。読んでいるだけでロマン溢れる冒険をしているような気分に浸れる。
『ナイルに死す』も優雅なエジプトの船旅が舞台となっているミステリー小説だ。旅行が進むに連れ深まる謎に、1920年代に思いを馳せて今秋酔いしれてみてはいかがだろうか。  続きを読む

Posted by だてBLOGスタッフ at 15:49Comments(2)ミステリー

2006年10月02日

江戸川乱歩



思い返せば小学生の頃、学校の図書室から借りては夜に夢中になって読んでたなぁ・・・。

まぁ、何十年も前のことなんで正直内容はよく思い出せないが、このポプラ社の江戸川乱歩シリーズはほぼ全巻読破した。(と思う・・・。)

覚えていないながらもひとつだけ印象に残ってるのは探偵団のリーダー(名前は忘れました)が自分のいる部屋に犯人が入ってくるのを察知し、死んだフリをする場面。当然呼吸をしていれば犯人に気付かれてしまうので、犯人が部屋を物色(?)している最中ずっと息をとめているのだがその時間なんと5~10分。(くらいだったった)

小学生にそんな芸当できるわけねーじゃん、と今は冷静につっこめるがその当時は本を読みながらハラハラドキドキしていたのを思い出しました。

  スタッフ  「明智くんまた会おう」の台詞でおなじみの彼  

Posted by だてBLOGスタッフ at 21:48Comments(2)ミステリー

2006年10月01日

乙一「暗いところで待ち合わせ」


 


 












乙一(おついち)のミステリーがすごい!

先輩から勧められ買った本ですが、一気に読みました。


面白い!

この「暗いー」は100%ミステリーではなく
最後、人間の温かさを感じることが出来た一冊。

乙一さんの他作品だと
「ZOO」などがありますが、私はコチラを勧めます。

「視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。
駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせる。」

アキヒロは職場の先輩トシオに嫌がらせを受け続け、
いつしか「殺してやると思っている」と咄嗟に言ってしまう程、憎んでいた。

冬の朝、アキヒロが駅のホームでトシオの背後に立ち・・・・


トシオを殺した犯人として追われるアキヒロは
視覚障害者のミチルの家へ逃げ込み、家の隅にうずくまる。

もし自分がミチルと同じ立場であったら、人の気配を感じるだけで
恐くでしょうがない。

「他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。

奇妙な同棲生活が始まったー。」

乙一さんの作品は、恐い。
人間の卑劣さが恐怖を誘うのだろうか。
しかしながら、次のページをめくらずにはいられない


この「暗いところでー」は、ラストに人間の温かさが描かれ、涙してしまった。


秋の夜長に私は
「暗いところで待ち合わせ」をオススメします!


スタッフ なべこ  

Posted by だてBLOGスタッフ at 16:25Comments(2)ミステリー