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2009年02月04日

風の男白洲次郎



著者: 青柳恵介
出版社: 新潮社
価格:420円(定価)

すごい女が愛したすごい男。「昭和史を駆けぬけた巨人」の人間像。

日本国憲法誕生の現場に立会い、あの占領軍司令部相手に一歩も退かなかった男。常に活眼を世界に注ぎつつ、わが道を行く天衣無縫の気概。物事の筋を通し、自説を枉げぬ強靱さ。と同時に、内に秘めた優しさ、しなやかさ、ユーモア。端正な面立ち、洒落た身なり、寸鉄の片言……。正子夫人をはじめ、この男に魅せられた人々の「証言」から蘇える「昭和史を駆けぬけた巨人」の人間像。


こんな人物が今の日本にいれば…。
先見の明があり、己の信念を貫き通し、さらに眉目秀麗な男・白洲次郎。
様々なエピソードから、その魅力に溢れた人物像が浮かび上がる。
夫人である白洲正子の自伝小説はかつて読んだ事はあったが、今回初めて白洲次郎の本を手に取った。
現首相である麻生太郎氏の祖父・吉田茂氏との親交や、両親のお見合いなどを取り持ったエピソードなども書かれており、改めてその大物ぶりが伺える。
かつて日本にもこんな男がいた!!!

KsakuraH  


Posted by だてBLOGスタッフ at 15:12Comments(0)ノンフィクション